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経鼻内視鏡
レーザー光源搭載の内視鏡システム。
がんなどの病変部の視認性を向上し、診断精度の向上をサポートします。
細い内視鏡カメラですので、鼻から挿入できます。
- ◆胃カメラ検査について
- 嘔吐反射の少ない鼻から挿入する胃カメラを導入しています。
通常の胃カメラ装置と異なるレーザー光を使用することにより、胃の内側の粘膜を細かく観察することができます。
胃炎の状態を診断したり、ポリープの診断や食道がんや胃がんの早期発見のために胃カメラを導入しています。胃がんと関係のあるピロリ菌感染胃炎の診断も可能です。
通常の胃カメラと料金は同じです。 - ◆平成28年10月から開始されました「名古屋市胃がん検診」について
- 平成28年10月から内視鏡検査とエックス線(胃バリウム)検査のどちらかを選択して受診することができます。
対象者:50歳以上の市民で、職場等で胃がん検診を受診する機会がない方。
受診回数:2年に1回
※胃がん検診(内視鏡検査)を受診した翌年度は胃がん検診(エックス線検査、内視鏡検査)を受診することはできません。
当院では内視鏡(胃カメラ)での検診が行えます。
自由診療:500円(免除制度あり)
実施内容:問診、胃内視鏡検査 - ◆胃カメラの料金について
- ※3割負担の場合:胃カメラ検査料 3,500円(初診料、再診料、病理組織検査は別途料金になります)
※保険の種類により料金は変わります。 - ◆ヘリコバクター・ピロリ検査料(血液検査)について
- 自由診療の場合:2,240円(初診料、再診料は別途料金になります)
※胃の検査を行い胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎と診断されている場合は保険適用されます。
※ご不明な点がございましたらお問い合わせください。
経鼻内視鏡検査
内視鏡システム
病変部をよりはっきり映し出す、新しい発想の内視鏡システムをクリニックに導入しております。
それが、レーザー光源を搭載した内視鏡システムです。
Fuji Film公式ホームページ動画
https://brand.fujifilm.com/sekai-hitotsuzutsu/contents/stomach/
LASEREOシステムのレーザー光源装置は白色光用とBLI用の2つの波長のレーザーを搭載しています。
白色光用レーザーは、蛍光体を発光させて白色光照明を得るための励起光として使用します(波長幅は2nm、発振波長の個体差は440~460nmの範囲内)。
BLI用レーザーは、血管・表面構造の情報を高コントラストな信号として取得するために使用します(波長幅は2nm、発振波長の個体差は400~420nmの範囲内)。
2種類のレーザーの発光強度比を変えることで、白色光観察と狭帯域光観察それぞれに適した光を照射し、画像処理との組み合わせによって4つの観察タイプを切り替えて使用できます。
BLI(Blue LASER Imaging)
短波長狭帯域光観察BLIは、表層血管観察に適した短波長レーザー光を照射して得られる高コントラストな信号に画像処理を行うことによって、血管や表面構造の観察に適した画像を表示するものです。
発光強度で切り替えられる観察タイプ
2種類のレーザーの発光強度比を変えることで、白色光観察と狭帯域光観察それぞれに適した光を照射し、画像処理との組み合わせによって4つの観察タイプを切り替えて使用できます。
【 白色光観察/FICE観察 】
白色光は従来システム(キセノン光源)と同等の色調です。FICEは分光画像処理により微細な色の変化を強調します。
【 BLI-brightE観察 】
中遠景までの血管や表面構造を強調し、BLIよりも明るい画像が得られます。
【 BLI観察 】
レーザーによる短波光成分を増やし、粘膜表層の血管や構造の強調に適した画像を生成します。
左図:4つまでの観察タイプをスコープスイッチで切り替え可能。
上図:4つまでの観察タイプをスコープスイッチで切り替え可能。
■白色光観察
■BLI-bright観察
■BLI観察
■FICE観察
FICE観察は、分光画像処理により正常粘膜と病変の微細な色の変化を強調することで、構造や領域を明瞭にします。近接から遠景まで明るい画像で、拾い上げや病変部の観察を支援します。
LCI(Linked Color Imaging)特殊光色彩強調機能
短波長狭帯域光と白色光を同時に照射することで、胃の粘膜表層血管や粘膜表層構造の情報と、通常の白色光観察で得られる情報を一度に取得します。
胃や食道の粘膜色のわずかな色の差を認識しやすくするために、赤みを帯びている色はより赤く、白っぽい色はより白くなるように、色の拡張と縮小を同時に行います。
※高分化型腺がん(胃:下図)
※高分化型腺がん(胃:下図)